南北朝時代の筑紫野展@筑紫野市歴史博物館(2014.8.14)
九州国立博物館を訪れた時、ふと見かけたポスターでその開催を知った「南北朝時代の筑紫野」展。何とか予定を調整して8月14日の午前中、筑紫野市歴史博物館へ足を運ぶことができました。
入館無料という太っ腹さに感謝しつつ(笑)歴史博物館の企画展示室へ。
入ってすぐの所に掲げられていた九州メインの南北朝時代の年表に、まず釘付け。こういった地域を絞った年表を見る機会は、そうそうある事ではないなと。
じっくり読み耽った後、展示物を見て回りました。と言っても、この企画展は1部屋のみの開催。それゆえ何度も何度も繰り返し堪能できました(笑)
展示の解説(特に針摺合戦と大原合戦)には「少弐」「菊池」「懐良親王」「一色」といった名前が飛び交い、九州の南北朝感てんこ盛り。菊池武光の「承りおわんぬ」付き軍忠状なんて物もありました。
先日、少弐資頼と資能のお墓に手を合わせてきた分、少弐の名前に過剰反応気味だったかもしれません。あくまで心の中で、ですが(笑)
筑紫野市内の神社やお寺に掲げられている大きな絵馬(お願い事を書いて吊るす絵馬ではなく)、その題材に太平記が使われた物がズラリと並んでおりました。絵馬をまとまった形で見る事自体、そんなにないかなと。
南北朝時代の筑紫野展の企画展示室を、たぶん3~4周くらいしたでしょうか。大いに満足して、筑紫野市歴史博物館を後にしました。
うん、足を運んでよかったです。
さすがに「南北朝時代の筑紫野」展の図録はありませんでしたが、10ページ近いボリュームのパンフレットが「ご自由にお取りください」状態で置かれていました。
これに主要な展示品の写真や解説が載っています。どこまでも無料を貫いてくれる姿勢に感謝感謝です(笑)
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