太宰府天満宮と、NHKまんがで読む古典『更級日記』

まだまだ続くGWレポートですが、どうぞご容赦のほどを。(笑)
都府楼跡(大宰府政庁跡)で昔を懐かしんだ霜月仲冬は
その翌日、東京に戻る直前に、太宰府天満宮へ足を運びました。

もちろん、都府楼跡と同じくかつて
何度も足を運んだ場所。

少し頑張れば、都府楼跡と同じく
自転車で行ける距離ではありますが…


「いっそ、観光客気分を味わおう!」


との思いつきで、あえて西鉄五条駅から太宰府駅へ。
自転車でも行ける距離を、敢えて電車で行くことにしました(^^;
(ちなみに、五条駅は母方の実家から徒歩で行ける範囲)

ローカルネタですが、こんな道を
懐かしさを噛み締めつつ五条駅へ歩いていました。
西鉄五条駅の近く
(向こうに見えるのは、旧「寿屋」にして現「にしてつストア」です)

そして、昔から何度か訪れた太宰府天満宮に、再び到着。
太宰府天満宮


社殿で一通りお詣りを済ませた仲冬は、周囲をウロウロ。
太宰府天満宮



「こういう細かいところに、
 意外と“歴史萌え”があるんだよな~♪」



歴史萌え、という表現が正しいかどうかわかりませんが(笑)
社殿の周囲にある小さなお社をチェックしていくうちに……


「! さだのりキターーーーーーーーーーーっ!!」


全く予想していなかったのですが
本当に“歴史萌え”ポイントがありましたっ!!(^-^)

小さなお社が並んでいる中、
それぞれに祀られている名前をチェックしていたのですが


菅公六世孫
  定義公の霊



との文字を発見して「っ!!」と
平仮名で表現できないような声を挙げた仲冬。
(近くにいたご婦人に怪訝な顔をされましたです(笑))

菅原定義(すがわらのさだのり)といえば
『更級日記』の作者たる菅原孝標女(=サラちゃん)の兄。

思いもよらず、思いもかけない名前と遭遇した仲冬は
もちろん手を合わせましたデスよ!

それは、いくつか並んでいる
お社の一つ「摂社 宰相・和泉社」でした。
摂社 宰相・和泉社


NHKまんがで読む古典『更級日記』のマンガ版では
こんな感じで登場しています♪
定義お兄さま


そんなNHKまんがで読む古典『更級日記』マンガ版での
サラちゃんはこんな感じ。
サラちゃん♪


…というわけで、今まで何度か足を運んでいたわりには
新たな発見があった太宰府天満宮参拝でした(笑


【この刹那の一曲:ユゲット・ドレフュス|J.S.バッハ 《イタリア協奏曲》第1楽章

バッハ:イタリア協奏曲

この記事へのコメント

なぎ
2005年05月23日 21:54
仲冬さん こんばんは!
「花橘亭」1万アクセスへのご祝辞をありがとうございました。
まんがで読む古典「更級日記」、私も持っています。
まさか太宰府天満宮にサラちゃんのお兄さんが祀られているとは!
驚きです~。ヽ(^o^)丿

私も今度太宰府天満宮へ行ったときにはお社を探してみようと思います。
ご紹介くださってありがとうございました!!
2005年05月24日 09:31
>なぎさん
おはようございます!
なぎさんも、まんがで読む古典の『更級日記』をお持ちでしたか♪
テレビ版もよかったですが
個人的にはマンガ版の絵の方が好きかもです(^^ゞ

太宰府天満宮社殿の周りには、菅原道真の子供や孫たちが
祀られているお社がいくつかありましたよ。
サラちゃんのお兄さま(定義)を見かけた時は
びっくりしました(笑)
でも、お父さま(孝標)が祀られているお社は
見あたらなかったです。。(^-^;
六月屋
2005年07月15日 09:42
>仲冬さま
はじめまして。マンガ版『更級日記』は、私も大好きです。
古文の授業で習ったときから「面白そうだ」とは思っていたのですが、
古本屋でマンガ版を手に入れて、「これは大当たりだ!」と確信しました。
今、復刊ドットコムで、同書の復刊リクエストを募集中です。
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=27170
2005年07月16日 12:48
>六月屋さん
はじめまして!まんがで読む古典『更級日記』は「大当たり」ですよね。
同じ方が描いている『蜻蛉日記』もいいですよ。
古典への第一歩として、学校に置いてあっても不思議ではないくらい。
もちろん、その土台になったテレビ版「まんがで読む古典」も♪
マンガですが、今でも稀に、ブック○フのような古本屋で
見かけることはあります。しかし、確かに復刊したらいいですよね。
2009年05月14日 14:47
はじめまして、私は某出版社に勤めている者です。
突然のご連絡でたいへん恐縮なのですが、ブログに
ご掲載のお写真を書籍に掲載させていただけないかと
思い、コメントからご連絡させていただきました。

ご検討いただけるようでしたら詳細をご説明させて
いただきますので、お手数ですが一度ご連絡を
いただければと思います。(ブログページのメッセージから、
または当方のプロフィールページをご参照くださいませ)

まことに勝手ながら、どうぞよろしくお願いいたします。

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