「ホップ・ステップ・九博」展@東京国立博物館と、都府楼跡
特別公開「中宮寺 国宝 菩薩半跏像」と
ほぼ同時に開催されていた、
「ホップ・ステップ・九博」展を見てきました。
「九博」とは、九州国立博物館のことですね。
学芸員課程の博物館学の講義では
東博・京博・奈良博を合わせて
「国立三館」
とか呼んでいたような記憶がありますが
この九州国立博物館が完成したら
「国立四館」
というんでしょうか。
何となく、語呂が悪いような…(苦笑)
さてさて、この特別陳列ですが…
“青銅器(銅鐸・銅矛など)”
“大宰府(鬼瓦・北野天神縁起絵巻など)”
といった2つに大きく分類できるかと。
特別陳列の規模としては、
決して大きいとは言えないものでしたが…
この霜月仲冬、福岡の太宰府で生まれた為、
殊更、この特別陳列には惹かれました(笑)
私の母方の祖父&祖母が太宰府市に住んでいるので
小学生の頃などは
「太宰府のおじいちゃんち(おばあちゃんち)」
と呼び慣わして、夏休みには
親に連れられて太宰府へ行ったものです。
都府楼跡(大宰府政庁跡)には歩いて行ける距離でしたし
少し遠いですが太宰府天満宮へもよく行っていました。
その頃は、小学校の低学年だった仲冬。
もちろん目的は「だざいふえん」のゴーカートでしたケド…(^^;
祖父に連れられて、観世音寺の近くで
昆虫採集とかしたような記憶もチラホラと。
歴史の「れ」の字も知らず、都府楼跡も
“ただの原っぱ”
といった認識しか持っていませんでした(^^ゞ
都府楼跡という漢字も、当然わからず
「とふろーあと」というヘンな名前の公園だとばっかり思っていました(笑)
それが、やがて学校で歴史を勉強するようになって
「!! ここ、おれ知ってるっ!!!」
歴史の資料集や教科書で「大宰府」の文字を見かけた時の
衝撃は、いかばかりだったか…。。(しみじみ)
“ただの原っぱ”じゃなかったんだ…!!!
──思えば、この時に「歴史スイッチ」が
ONになったような気がします(笑)
そして、その時から10年近くの年月が経ち…
“霜月仲冬”という怪しげなHNを名乗って、こんなことを
つらつらと書き記している私が
今、ここにいる、ということですね..(^-^;;
九州国立博物館、略して「九博」。
完成したらぜひとも足を運んでみたいものです(^^)
《追記》05.04.05
仲冬が、こっそり拝見している『福岡no街』様で
太宰府小学校の桜が掲載されていました♪
梅ケ枝餅も大好きなので、久しぶりに食べたくなりました...(^^;
【この刹那の一曲:オリヴィエ・ボーモン|F.クープラン 《神秘的な障壁》】
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